カタコト
長崎県島原市の雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)内のショップカフェ「マルシェ&カフェ カタコト」のグラフィックデザイン。「島原半島のココロを伝える」をコンセプトに、半島の特産品の販売・カフェ提供だけでなく、生産者や活動の紹介にも力を入れているお店です。ちなみに店名の由来は「島原半島の【コト】を【カタ】る」から。
ロゴマークではその明快なコンセプトをもとに、人から人へ物事や想いを伝えるメディアとしての「糸電話」に着想を得てデザイン。相互に伝え聴きあうこと、人から人へ手渡しするように伝達すること、ゆっくりだが確かに広がっていくこと、子供から大人にまで親しみ深いこと、そんな思いを糸電話の線画で表現しました。また糸電話の材料に使われる紙コップはカフェと非常に密接なアイコンです。この場所と親和性があり皆に愛される明快な表現を目指しました。
ショップカードでは、店内の象徴でもあるチョークアートから黒板に書いた板書をイメージ。直感的に何が楽しめる場所なのかが分かり、コミュニケーションの種になるようなデザインに。