テクテクテクネー
長崎県美術館にて2022年春開催された企画展「テクテクテクネー 技法でひらく想像世界」のグラフィックデザイン。タイトルロゴ、パンフレットやポスターなど宣伝美術、チケット、会場グラフィック、作品キャプションおよびリスト、本展オリジナルキャラクターなど総合的に担当しました。「テクニック」と「テクスチャー」から作品＝「テクネー」を読み解くというユニークな切り口で長崎県美術館のコレクションを中心に独自のキュレーションをした本展は、企画段階から学芸員とエデュケーターがタッグを組むという美術館で初となるチーム編成から始まりました。タイトルロゴは、展覧会のユニークなコンセプトを体現することを目指してシンプル一辺倒ではない／一筋縄では行かないような独特のタイポグラフィで表現。展を構成する５色をロゴに取り込んでいます。またタイトルロゴを構成するオブジェクトを、宣伝美術や会場グラフィックなどに幅広く展開。テクテクと歩く足跡や思考の痕跡、作品の手跡、春の花吹雪など様々なメタファーとしてのイメージをこのオブジェクトに託しました。
